我が道を行く母ケーコ①

新潟駅南口で両親が営む居酒屋「舟宿」
猫の額ならぬお猪口ほどのスペースの家庭菜園が、もりもりと茂っている。



きゅうりもトマトもスイカもあまりにも元気が良いので
肥料はなに?と聞いたら「酒」と母ケーコ。
冗談なのか本当なのか真相は誰にもわからず。
野菜と一緒に、上まで伸びるつるに小さなほおずきのような実がたくさん。
これはなに?と聞いたら「ふうせんかずら」と母ケーコ。
ふーっとふくらます仕草に、最後は頭にぱかっと装着する仕草。いまのカツラだよね??はめたよね??風船+カツラ!
そんな母ケーコ、スタバに連れていったら「スタバ!生まれて初めてのスタバ!!」と大コーフン。
愛すべき母ケーコ。


お盆休みに孫たち帰省。朝も夜もなくにぎやかに。
母ケーコはとにかくいそがしい。
母ケーコはとにかく働き者。
一分たりともじっとしていない。
料理をしたり皿を洗ったりテーブルをふいたり洗濯物を干したりと
座ってテレビを見ているときですら、お茶を入れつつ拭き掃除をしていたり
車の助手席に座ればずっとしゃべっている。
朝になると床の掃除をしながら
「まったくもー!また汚して!」と
ぼたぼた汗をかきながら掃きまくり
自分の落とした汗に怒る母ケーコ。


母ケーコ、オモシロくて素敵で最強。
一家のアイドル。