ベトナムからのタイ観光

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ベトナムから帰国しすぐにタイへ。
今回の目的は国際ユニバーサルデザイン会議。
観光のUDパネルディスカッションの司会進行を担当することになっており
今回は、手話通訳および英語通訳のサポートとして息子を同伴させました。
大学が春休みなので、良い経験になることでしょう。

少し早目に到着して観光を。
空港直結ホテルから、電車一本で市内に行けるのが便利。
券売機で、目的の駅までのボタンを押し、コインを投入し出てきたのはこれ。f:id:karinmatasumori:20190303123706j:plainオセロの黒みたい。
これを改札機にタッチ。ICチップでも入っているようですが
この形状は落としたらどこまでもころがっていきそうなアウトなやつ。
しっかりポケットにしまいます。

 

駅からワット・パレス(王宮)まで
輪タクシー「トゥクトゥク」に乗る。
ドライバーが言う値段の半分で交渉。(息子が)
安いのか高いのか分からないけれども、日本と比べたら何倍も安いし、
値段交渉もまた旅の醍醐味か。
窓なしドアなし荷台のようなタクシー、掴まっていないと振り落とされそう。
暑いのなんのって。
風は強いけども排気ガスがすごい。
あっという間に鼻の穴が真っ黒だ。
そうして到着すると声をかけられた。
大学の先生だという彼いわく、
「ちょうど礼拝の時間で入れないので
その間クルージングしたらどうか?旧市街地の生活が見られるから」と提案してくれる。(息子通訳)
船代は観光用だと高いけれど、現地人は安いので一緒にいってチケットを買ってくれるそうな。
信じて良いものかどうか迷ったのですが、
話を聞くと色んな情報を教えてくれるのです。
トゥクトゥクも先ほど100バーツで乗ったといったら
「20バーツで交渉しないとだめだよ」と、新たなトゥクトゥクをつかまえて
運転手さんに船乗り場まで20バーツで交渉してくれた。
予定外だがこれも旅の醍醐味か。
私たちのほか、中国観光客3名を乗せた船はガイドもなく、ガイドブックにものっていない河を進んでいく。
どこへ連れていかれるのやらスリリング、これもまた旅の醍醐味か。f:id:karinmatasumori:20190319171358j:plainf:id:karinmatasumori:20190319171608j:plain
一時間ほどのクルージングを終えて、降ろされたが
「ここはどこ?」状態。
とりあえず空腹を満たすべく近くのレストランに入り、
グリーンカレーとビール。やはり暑い本場で食べるのは美味しい!
トイレを済ませて出たら、待っていた外国人男性が驚いた顔をしたので私も驚いた。
すれ違い様に振り向いたら、彼が閉めたトイレのドアに男性用サイン。
間違えて男子トイレに入ったのか私。
海外旅行あるある、これも旅の醍醐味か。(違っ)
腹ごしらえを済ませて、すべきことは
まずここがどこなのか?ということ。
炎天下悪戦苦闘の末、現在地を確認。
全長46メートルの釈迦が横たわるワット・ポーが近いことが判明し、行ってみることにする。
ただっぴろい敷地内を一週まわっても寝釈迦の姿が見当たらない。
いったいどこで寝ているのか。
案内地図に、ペンで地図を描き足しているおじさんに聞いて教えてもらう。
公共の地図に描いたら日本では叱られるよね、とこんな光景も旅の醍醐味か。

f:id:karinmatasumori:20190319171556j:plainやっとのことで、寝釈迦仏拝顔。
金色に光り輝く寝姿。
リクライニングブッダという言葉がしっくりくるほど悠然とした表情
これが悟りの境地というものなのかしら。f:id:karinmatasumori:20190319171445j:plain

f:id:karinmatasumori:20190319171456j:plainf:id:karinmatasumori:20190319171507j:plain足の裏の世界観も半端ない。仏教の宇宙観を表現しているとか。
思わず自分の足の裏をまじまじと見てしまう。

頭もクール!

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行き先も到着地も分からぬ船旅から辿り着いた寝釈迦仏。
スリリングな旅の醍醐味とやらを堪能しつつも
暑さのあまり初日から夏バテ。
翌日からの国際会議、どうなることやら。
ひとつわかったのは、私は何でも食べられるし何を食べても大丈夫だということですwf:id:karinmatasumori:20190319171408j:plain