ヒルトン東京ベイでの講演

コロナ禍で、企業や一般向けの対面講演はなくなりましたが
小・中・高校での対面講演が増えました。

 

本当ならば京都・奈良への修学旅行が中止になってしまった大妻中学校では、
修学旅行の代わりにディズニーリゾートエリアのヒルトン東京ベイ
「心のバリアフリー&奈良・薬師寺住職による法話」という企画が。

午前中は、奈良の薬師寺の住職さんの法話で、少しでも修学旅行の雰囲気を。
お昼は美味しいお弁当。
午後は私の講演というプログラムでした。

聞こえる世界から聞こえない世界へ。そして
大学時代2年間にわたって研究をした
東京ディズニーランドを10倍楽しむための提案」という授業や
そこから学んだことや、今につながっていることなど
東京ディズニーリゾートバリアフリーの事例を沢山の写真とともに紹介し
エンタメを意識して「一緒に楽しむために」を考える時間としました。

 

今回の企画を考えてくれた近畿日本ツーリストの伴流さんからは
「先生方から「本当に実施して良かったです」と帰り際に耳打ちされて(笑)、すごく嬉しかった」と。

そんな反応を聞くと、私も嬉しいものです。

約300人、間隔をあけての着席なので大宴会場にて
5つのスクリーンに囲まれての開催です。
記念すべき修学旅行の代わりにはなれないけれど
コロナ時代の新しい学びの企画として、非日常空間を使うという演出は気持ちも上がります。

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大妻中学校は伝統ある女子校。
ごきげんよう」とあいさつをする習慣があり、
校長の成島由美先生の教育ビジョンは胸に響きます。
いつか一度お会いしてお話してみたい方のひとりです。

 

"社会に出ると「正解」のない問題ばかりです、また問題を解く以上に「問い」をたてる力が大切になってきます。何歳になっても深い教養や洞察力をもって時代に挑み続けることが大切です、沢山の書物に触れること、多様な友と交わること、世界的な視野で幅広いテーマへの関心を持ち続けること、これらが可能な環境、機会が本校には揃っています。"

https://www.otsuma.ed.jp/about/message/

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非日常への入り口みたい