ストレスのないコミュニケーション

このところ、眼精疲労と肩こりがひどい。
以前から何度か行っている近くの整体に駆け込んだ。
いつもは、骨盤矯正もふくめてゆっくりやってもらうのだが、今日は時間がなかったため、20分のリフレッシュコース。
整体やマッサージのときって、うつぶせ状態で
「痛くありませんか?」「強さはいかがですか?」などと声をかけられる。
ここでは、私は聞こえないことを伝えてあるため、すべて筆談でやってくれるから安心だ。

最後に行ったのは四ヶ月前なのに、そのときに筆談をしたメモ用紙をきちんと保管してくれていた。
最初のとき

「痛かったら手を挙げてください」
「背中からやります」
「横向きになってください」

などの言葉を書いたメモを、二回目も三回目も使ってくれているのだ。同じ言葉を繰り返し書く必要がないから効率的だし、負担も少ない。
だから、ついつい二回三回と繰り返し利用してしまうのだ。

たったの20分なのに、驚くほど身体は軽く、まさにリフレッシュ!!
ああいい気分。
整体やマッサージだけでなく、病院、デパート、学校、すべての場面で聴覚障害者はコミュニケーションのストレスを感じている。コミュニケーションを避ける傾向すらある。
こうしたストレスは、ちょとした工夫と思いやりで解消できるもの。
安心して行けるお店や施設が、どんどん増えていくといいなと思う。