そして、カメ・・・。

karinmatasumori2008-05-24

金曜日の夕方。
男児数名と女の子一名、どやどやと家に上がってきた。
息子の手には、でっかいカメ。


…今度はカメですか。涙


しかも、大きい。体長15センチほどはある。
もう、彼らが何を拾ってこようと驚きません。


みんなで興奮しながら、例のどぶ川でカメを釣ったいきさつを報告してくれる。カメだけでなく、カニも三匹いた。玄関からベランダへ移送し、空いていた水槽を引っ張り出してきた。
ソラは図鑑を取り出し、カメの飼育方法について調べている。
丁寧に、カメのおうちの作り方まで書いてあり、早速大作業が始まった。
空いている虫かごやらバケツやらを持ち出し、外から小石をバケツ一杯拾ってきた。
図鑑に書いてあるとおり、石を一つ一つ丁寧に洗い、カメの家作りだ。
その研究熱心な姿勢を勉学でも見せてほしい。


家作りが終わると、カメ磨きだ。
甲羅をタワシでごしごし磨いている。亀の子たわしか?
カメだけでなく、泥だらけの自分たちも磨いてほしい。カメ以上に汚れているぞ。
玄関からベランダまでリビングを通るが、床はじゃりじゃりと砂がすごい。
それにどぶ臭い。
でも、こんな彼らのすることに反対してもやめるわけがないことくらい、私にも分かる。かつては私もそうだったから。生き物の命を大事にしてほしいし、とことん気が済むまで好きなようにやらせた。
ベランダは工事現場のようである。
ゲーム社会といわれる中、こんな遊びができる仲間がいるのは幸せなこと。
私もトコトン付き合おうと思う。(というより眺めつつ、度を越したら注意するくらいなのだが)



きれいさっぱりしたカメを雑巾でふき、今日も息子はテーブルで愛でている。



こんなブログを書いている間にも、昨日のメンバーがどやどやと新たに捕獲したカニを五匹持ってきた。しかもドブに落ちた数名、悪臭がすごい。


このカニ、から揚げにしようか。ふと思ってしまった。