晩御飯の支度でキャベツをザク切りにしていると、学校から帰宅した息子。
「見てみてほら〜!!」
手には、モンシロチョウの幼虫二匹。俗称イモムシか?
うわー、きれいな緑色しているね!と、切っていたキャベツを分けてあげた。
毎日大事にお世話をしていると、数日後にはさなぎとなり、先日の朝にはモンシロチョウになっていた。
生まれたばかりの小さな小さなモンシロチョウが二匹。
手のひらにのせると、羽を数回羽ばたかせてヒラリと手のひらを離れた。
15階のベランダから真下に落ちていくかのように、やがてしっかりと空に舞っていった。
息子と二人、
「良かったねー♪」
「良かった良かった♪」
嬉しい朝の始まりの出来事だった。