私は数字が覚えられない。
それはほとんど病的と言っていいくらいだ。
もともと数学が苦手ではあるが、役員で会計を務めたこともあるからやろうと思えばそれくらいはできる。
ダメなのは、「数字を記憶」することなのだろう。
漢字は全然問題ないのに、「数字」が覚えられないのだ。
たとえば、子供の検診に行って医師から出生時の体重を聞かれる。
すかさず母子手帳を開くが、医師の表情を見れば
「そんなことも覚えていないのか？」といった感じ。
先日、息子の空手の昇級審査があった。
申込書に、本当は三級を受ける予定なのに、私は堂々と「四級」と書いて出してしまった。
昇格審査当日。
いの一番に呼ばれた息子は、審査員となにやらやりとりをしている。
「キミ、四級を受けるんだよね？」
「三級です」
「え？四級って書いてあるけど…ちょっと待ってね確認するから」
といった感じか。
審査直前に思いっきり動揺していた息子。
あとになって私が書き間違えたと分かったのだ。ゴメン！
どうか受かっていますように…。
友達との約束事も、日にちよりも曜日で覚える。
こんなんだから、仕事のスケジュールはしっかり書き込んで管理しなくてはならない。
スケジュール管理をしてくれるマネージャーが欲しいとホンキで思う今日この頃。
毎年この時期は、毎週の大学講義に加えて、講演会が多く入るため、一週間連日喋り続けていることもある。
先日、仕事の事務手続きで
「平成１８年１１月・・・・」と書き込んだら
「今は、平成２０年です。」といわれた。
え！？
今って、もう平成２０年だったの？？
いつの間に？！
一瞬にして本気でそう混乱した私。
おそらく、2008年と20年がごっちゃになってしまったのだろうが、今が何年かも分からなくなるのは重症だろう。
数字が記憶できない障害とかあるのだろうか？
ホンキでそう思う。
明日も大学講義。まだまだ疾走中だ。
このままふっと失踪してしまいたくもなるが、気合と気力で乗り切りたいと思う。
平成19年、じゃなくって、平成21年に向けて！
