春休みの午後。
男児数名がどやどやと遊びに来る。
靴を脱ぎ散らかしていたので、「ちゃんとそろえてね!」と言うと、全員できれいにそろえてくれた。
一直線に並んだ靴。
「素直でよろしい!」
そう思ったのだが、なんだか違和感を感じる。
そう、この靴たち、玄関から家に入ってきた方向に向かって並んでいるのだ。
思わず爆笑。
これじゃ、帰るに帰れない!笑
写真を撮って、遊びに来ている男児のママたちにケータイで送ると、早速返信が。
「楽しくてずっといたいという子供たちの気持ちの表れか!」
なるほど!そうかもしれぬ。
四月からは小学四年生。
まだまだ素直で可愛い。
帰るときには、自然と皆こちらを向く形で靴を履き「おじゃましました!」と一言。
なんだかいつもより、丁寧に感じたのは靴の向きの成せる効果か。