反抗期の暴言は自己申告制

思春期真っ只中の息子の同級生ママたちが集まると、
話題はやっぱり
「親離れ」やら「反抗期」やら。


昔は四六時中私の後を追い、どこへ行くにも手を繋いでいた息子。
中学二年生ともなると、そんな蜜月はなくなり、
「一緒に買い物行かない?」
「いかない!」
とそっけないものです。


先輩のママ友達から、
「子どもの親離れは寂しいよ〜!!まるで失恋したような気分だから。」
と、ことごとく聞かされてはいたのですが、
いやぁホント。
成長の証とはいえ寂しいものです。


さて反抗期といえば親に向かっての暴言なんかも話題になります。
「うざい」
「うるせー」
「きもい」
「バカ」
「クソババァ」
などなど。
中には、息子に朝から無視されて、腹立つやら悲しいやら、というママ友達も。


さて、我が家では息子がどんな暴言はいてようと聞く耳持たぬ母親。笑
馬耳東風。
とはいえ、我が家では言い合っているときでも基本的に向き合っているので、
最後に捨て台詞はいても口の動きで分かる。
「うざっ!」

そんな時すかさず
「今なんて言った??もう一回言ってみ!」と食いつく私。
「言ったって聞こえないじゃん!」
「だからわざと私に見えるように言ったんでしょ!」
この時点でもうバカらしくなってきて笑いあってる私と息子。
そもそも捨て台詞とは、負けを認めたくない人が、別れ間際に相手に言い放つ言葉です。
聞こえるか聞こえないかの程度で言うのがコツ。(コツ?!)
それが
「聞こえない相手とは向き合って会話をする」のが当たり前の我が家では
正面きっての捨て台詞はすぐに拾われるのです。笑



さて、先日息子に聞いてみました。
「あんたさ、私が聞こえないから言いたい放題だよね!」
「あーそうか!」(え?納得するところ?)
「これまで私に対してどんなひどいこと言ったか言ってみ!」
「は?」
「たとえば、うるせーなーとか。」
「あるある!」
「うざいは?」
「あるある」
「バカは?」
「いつもバカっていうなって言うじゃん!」
「舌打ちは?」
「あるある!」
「じゃあくそばばあは?」
「くそばばあは、まだない。ってか、自己申告制?」


そうです。自己申告制です。笑
言いたい放題言ってもいいけど、自己申告制です!
さすがにくそばばあは難易度高いか!


でも、こんなやりとりやってられる今はまだまだかわいいものなのでしょう。
ある先輩ママの言葉。


「くそばばあといわれて一人前!」