6月の講演&講義

息子の授業参観から始まった六月。
授業参観といえば、ネタがあるのですがそれはまた後日。

6月は
ねりまカレッジで弱視のユウコさんとの合同授業や、
神奈川県教育委員会が企画する人権教育担当者研修会での講演、
某サークルでの講演、
幾つかの大学での授業等、様々な場所で講演、講義をさせていただきました。
毎回いろんな出会いに刺激を受け、
貴重な機会を下さった方々に、心からの感謝を!


昭和女子大では、単発ですがユニバーサルデザインの授業をさせていただき今年で三年目。
レポートで印象に残るコメントがいくつかあったので紹介します。

・19年間生きてきて、初めて耳の聞こえない人の話を聞くことができ、とても印象に残った授業でした。
当時者の話を聞くことができて、ユニバーサルデザインの見方が変わりました。とても良かったです。

・「普通の基準とはなにか」という話がとても心に残った。
なんとなく自分を基準にしてしまっているという事実に気付くことができたので、今後は様々な視点で見ていくことができると思う。
どの話も、聞こえなくなるという経験をした本人だからこそ言える言葉の重みがすごかった。

・今回の講義で、心に残る言葉と、パワーをたくさんいただきました。
手話にも興味が出てきました。社会にいるどんな人とでもコミュニケーションができるようになりたい。
大学に入って二カ月が経ちましたが、今日の講義が一番興味深く、感じるものがありました。

・松森先生の講義は、私たちとは違う角度から改めて生活や社会についてみることの大切さを感じることができた。
ユニバーサルデザインについて意識を高めるだけでなく、人生の生き方そのものについてもとても良い考えを聞くことができた。


そのほか、自分の身近なところに耳が聞こえにくい人がいて
今後はもっと仲良くなれそうだと書いてくれた人も何人かいましたし
実は…と自分の悩みを打ち明け、気持ちのこもったレポートを書いてくれる人もいました。
とても素直で、嬉しくなりますし、私もそんな彼女たちを精一杯応援したいと思います。
またきっとどこかで会えますように!
(単位落としてまた来年お会いするなんてことはありませんように。笑)