見えない聞こえない最強のコンビ!


「ユウコとカリン、見えない聞こえない最強のコンビ!」
毎年、練馬区が地域福祉を担う人材育成を目的に設置した学びの場
「地域福祉パワーアップカレッジねりま」で授業講師をしております。
このコンビ、もう10年以上になるのでしょうか。

2003年に「ゆうことカリンのバリアフリーコミュニケーション」(小学館)を出版して以来、このコンビでの出動が多くあります。
なんたって見えない聞こえないコンビ。
正確に言えば、ユウコさんは弱視です。


それぞれ真逆の立場からの話しが、同時に聞けるというお得感満載の授業。笑
スペイン大好きでスペイン語もペラペラの彼女はもちろんワインも大好き。
明るくてアクティブで、私はそんな彼女の大ファンです。
今回は、ユウコさんとのコミュニケーションに、音声認識アプリ「UDトーク」を使ってみました。


さすが、NHKラジオのアナウンサー経験もあるユウコさん。
ほぼ正確に音声認識
見えない彼女と聞こえない私とのコミュニケーションにもってこいです!


さて、授業のテーマは「コミュニケーション」。
ユウコさんの「皆さんに求めるのはプロの対応やスマートな対応じゃなくって、聞かれたら答えてほしいだけなんです」
という言葉に納得。
そうそう。
外国人が日本に来て、日本人に完璧な英語を求めているわけではなく
身振り手振り、怪しい英語でも、フレンドリーに対応してくれるのを望んでいるのと同じ。
筆談をしながら、漢字が分からないからといってフリーズせず
ひらがなでもいいから書いてね!



と、こんなノリです。
受講生からの感想の中から印象に残ったのをひとつ。
「両先生ともとてもわかりやすくて良かった。
信頼できる感じがして、なんでも聞けると思いました!」


障害うんぬんより、まずは人としてきちんと向き合えることが大事なのね!