花火大会


花火大会、地元の手話サークルの皆さんに誘ってもらえる幸せ。
きんぴらや、蒸し焼きにした枝豆、
キュウリのゆかり漬け、味付けタマゴとトマトのピンチョスなど
慌てて作ったおつまみ持っていくと
打ち上げが目の前の最高の場所。



音楽に合わせて夜空に広がる大輪の花火。
いいなぁ。
最後の曲は「栄光の架橋
ふと隣をみると涙をこぼす友人。
「つらいニュースあったから…」と。



障害のある人の命や尊厳を否定するような供述
マスコミの報道で大きく取り上げられた衝撃的な言葉。
多くの人は、障害があってもなくても一人の人間として
大切にされる権利があることを知っています。
でも、この容疑者の言葉を見て影響を受ける人も当然いることでしょう。
それが怖い。


障害は本人にあるのではなく、社会や環境が作っているという「社会モデル」の考え方があります。
困っている本人だけが努力するのではなく
周りが「調整、変更」の努力をしていくことが必要なんだと。
そうやってお互いが、その人らしさを認め合い共に生きる社会は
人間らしさにあふれた豊かな社会になるはず。


打ちあがる花火に照らされて
あちこちに浮かび上がる手話。
ひとりひとり役割があり、ひとりひとりがかけがえのない存在。
少なくとも、
他人によって勝手に奪われてよい命などひとつとしてない。