少年と三ババの夏休み


お盆は新潟の両親の所へ。
姪と甥が7人もいますが、今年は受験生が多く帰省したのは末の妹と甥っ子2人。
疲れ知らずのギャングエイジは9歳と5歳。


狭い部屋を走り回り、闘い、喋り続ける底なしパワーは羨ましいくらい。
年老いた両親や私たちに変わり、高2息子が大活躍。
マリンピア水族館でイルカショーを堪能し、午後は海へ。


孫と泳ぐ気満々の母ケーコ、
ほんの数分でクラゲに刺されあっけなく離脱。
ピリピリするわ〜といいつつ、私が飲んでいたビールを
ちょろっとかけて「アルコール消毒♡」
お母さん……


泳いだり、砂山を作ってトンネル貫通作業したり。
浜辺ででっかいクラゲを見つけ、棒でちょっかいを出す甥っ子二人。
先程刺されたばあちゃんの敵討ちか、さすが男子!
たっぷり遊んだあとは温泉でさっぱり。
夜は花火ではしゃぎ、トランプ大会。
母、私、妹と次々ババとなり「三ババ」ともてはやされる。


布団にはいると電池が切れたようにスコンと眠る子どもたち。
男子三名の隙間に、私と妹が身を滑り込ませての雑魚寝。
伸びてくる足や腕にいちいち目を覚まし、
寝た気がせず日に日に疲労感が顔に出る大人とは対称的に、
朝起きるとまた元気が戻ってる子どもたち。


「かりんちゃん、きょうはなにしてあそぶー?!」
満面の笑顔でのぞき込まれるわたし。
これぞ田舎のあー夏休み!!