呑めども呑めども尽きぬ竜宮城からの帰還

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三日目の初日の出

呑めども呑めども尽きぬ酒にあふれた群馬実家でのお正月。
父がフグをさばき、弟が目鯛をさばき、母ケーコがカニを解体し
長女の私や妹2人と、その子どもたち7人やら家族やらがわらわらと
ひたすら食べて呑んでのまるで竜宮城。(山の中ですが)
両親は新潟に、弟は群馬県みなかみ町にそれぞれ居酒屋舟宿を経営している実家ならでは。

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元旦は地元の神社へ初詣にいくも人がほとんどおらずほぼ貸し切り状態。
前日東京駅で想像を絶する混雑に発狂しそうになっていた私。
田舎っていいなぁ。

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初詣からの温泉も毎年恒例。
総勢15人?とかいると実家のお風呂では間に合わず
洗濯モノもすごいので、まとめて温泉に行くしきたり。
だれもいない露天風呂で、母ケーコが私の肩を揉んでくれるという。
ならば私は妹2の肩をと、両ひざの間にがっちりと妹2をホールド。
3人つながっての肩もみ。
ほのぼのだーと思ったのも束の間で
母ケーコのもみほぐし技術がハンパない。
まるでマッサージチェアのように動き始め、
思わずゲラゲラ笑ってしまう私。
そうすると妹2まで笑い始め、3人でつながって何やってんだか。
朗らかな(たぶん)笑い声が露天風呂の青空をぬけていく。

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夜は「子ども用麻雀」に駆り出される。
麻雀初めてなのよという私に、姪っ子が密着指導。
初麻雀で初勝利を手中にしたものの
子ども用麻雀のパイの小さいこと。
通常の三分の1くらいだ。
サイコロ大のパイに線が何本あるのか、点々がいくつあるのか
目がしょぼしょぼしてきて志半ばで退散。

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外に出て満天の星を仰ぎ、空の広さと近さを感じる。
今年は雪がなく、見渡す限りの枯れ野原だけど
ゆっくりとあるけばきらめく春の足音そこかしこに。
散歩から帰宅し「カリンちゃん、ばかがいっぱいくっついてる」と
子どもたちに指差され笑われる。
ああなつかしい!スカートのすそにオナモミが沢山!!
そうしてまたみんなでゲラゲラわらう。

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石も枯葉も苔も美しく

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サクサク!サクサクサクサク!サクサク!

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春待つ木の実

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ふわふわもある

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リーフパイみたい!

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可愛い子たち