TEDx kumamoto2019 動画「聞こえない強み」を活かした対話で、人とのつながりを紡いでいく

2019年念願のTEDx kumamotoで「対話」をテーマに登壇しました。
動画に字幕を入れていただき、常に手話が途切れない
with sign languageバージョンを特別に作っていただきました。

TEDx kumamoto2019
【「聞こえない強み」を活かした対話で、人とのつながりを紡いでいく】
https://www.ted.com/talks/karin_matsuomori_with_sign_language

通常の動画は、顔やスクリーンのアップが入り手話が途切れてしまうからです。
手話も字幕もスクリーンもすべて見られる特別仕様を作ってくれた
スタッフの皆さんに感謝です。

今見るとハズカシく(手話も内容も)「今ならもっとうまくできる」
と思うのですが、
でも3年前の私は、当時感じていたこと、伝えたいこと、すべてを
魂を込めて出し切っていました。

コーチとともに考え抜いた私にとっての対話とは。
聞こえなくなったからこそ見出した対話とは。
3ヶ月で50本以上の原稿を書き
本番前夜まで修正を繰り返し、徹夜で暗記した
8つのトピック、18分間、3097字。

1年後にはパンデミックで世界中がマスクとなり
移動や日常生活が制限され、人との出会いがなくなりました。
出会いと対話がなくなった社会には寛容性が失われ争いごとも増えました。
そんな今、改めて「対話」の必要性を強く感じます。

まずはリアルに会って「目の前の相手と目を合わせることができる」
今は、それがとてもかけがえのないことなんだと感じます。
目を合わせたその先に、一緒に見える世界への期待が膨らみます。
「対話とは」自分の成長や社会の変容と共に変化していくもの
その時々に感じることを大事にしていきたいと思います。

「対話」について考えるようになったのは
志村真介さんと季世恵さんとの出会いがあったから。
ダイアログ・イン・サイレンスを通して、常に問われ
常に思考し続けることができるのが面白い。

あなたにとっての対話とはどのようなものでしょうか?
TEDxkumamotoのみなさんや応援してくれた方々へ改めて感謝をこめて。
キャプテンやコーチのランラン、今も大好き!

<2019-10-18魂を出し切った18分間、TEDxkumamoto2019>
https://karinmatsumori.hatenablog.com/entry/2019/10/18/193903

<2019-11-01TEDxkumamoto2019情報保障編>
https://karinmatsumori.hatenablog.com/entry/2019/11/01/233921