シートベルトが締められない!

ニュースでは朝から「シートベルト」関連が多い。
改正道路交通法で、後部座席のシートベルト着用が義務化されたとか。


車の中でも、家にいるときのようにくつろいで乗っていたい私は、当然きちんと座ってなんかいない。
長距離お出かけの時には横向きになって足を伸ばしたり、シートを倒してゴロゴロしたり、そんな過ごし方をしている。
けれども、今回の義務化で、週末法事のために富山まで車で行く事を思って憂鬱。


もともと私は「シートベルト」が大嫌いだった。
だって、なんなのあのデザインは。
胸と胸の間を通って、下までまっしぐらに拘束。
成長期の頃なんて、たいした凹凸はないのにそれが強調されるようでイヤでイヤで仕方なかった。
いまでこそ、そんなことは平気になってしまったが、それでも締め付け感と言うか押さえつけ感というのがなじめない。
そして、今後は助手席だけでなく、後部座席でも、拘束状態だ。
もう、ゴロゴロできないなんて。
明日は講義があるが、駅から会場までタクシーが用意されている。
ああ…


大体、あのシートベルトのデザインってなんなのだろう?
まず、ベルトを引っ張ってもどこかで引っかかってするすると降りてこないときがある。(イラッ)


そしてベルトを思い切り引っ張るのに、力を要するし、うっかり手を離してしまうととたんに戻ってしまう。(キー!)


うまくベルトを引っ張っても、反対側のベルトをカチッと納めるところが見つからない。(コンチクショー)
からだをねじるという動作は、場合によっては負担を伴うことも多い。


場所が場所だけに、コートを着ているときなんてほとんど手探り状態でガチャガチャ・・・。(も〜!!)


やっとカチッとはまると、思わずふーっと一息ついてしまうのだが、なんだかスッキリしない。


こんなふうに思うのは、私だけだろうか?

車のデザインそのものは、長い歴史の中でさまざまな改良や変遷があり、かっこいい車、かわいい車、誰にでも使いやすいUD(ユニバーサルデザイン)を謳った車がたくさんでている。
なのに、シートベルトのデザインは全然変わらず進歩していないような気がする。
それとも私の勉強不足で、
世の中には人間工学に基づいた、誰にでも優しく負担のないシートベルトが存在するのかもしれない。
ぜひ、そんなのを見てみたいし試してみたい。


ニュースでは、後部座席のシートベルトを締めるのに手間取っている人が何人も映し出されていた。