祝!祝!祝!

久しぶりの更新です。

今住んでいるマンション内で、活動を続けている「井戸端手話の会」が、
「平成21年度あしたのまち・くらしづくり活動賞」
(あしたの日本を創る協会、各都道府県新生活運動等協議会、読売新聞東京本社、NHK等が共催)


”振興奨励賞”を受賞いたしました。
http://www.ashita.or.jp/prize/21/21summary.htm


夏休みに入ったばかりの7月24日、たまたま読売新聞で見つけた広告。
「住みよい社会を創造するために、地域に即した独自の発想で、地域づくり・くらしづくり・人づくりに取り組んでいる活動レポートを募集しています!」

これって、井戸端のこと??
井戸端手話の会を通して、手話を学ぶだけでなく、情報交換したり、こどもも巻き込んだり、マンション外までネットワークが広がっていったりと、楽しいコミュニティができてるよなぁ。
ぼんやりと思いつつ詳細見たら、なんとその日が締め切り当日。
一か八かと考える間もなく勢いに任せて、キーボードをたたき殴りました。
夕ご飯準備前の一時間程度、原稿用紙20枚分のレポートを仕上げ、あとは神のみぞ知る…。
すっかり忘れていた頃に、受賞のお知らせが…!!!

賞としては一番下の賞ですが、それでも嬉しいものです。
マンションという色々な人がいる中での、七年間。
最初の頃はママ達の井戸端会議の中に入れず、寂しいなと思いつつ

「大丈夫大丈夫、時間をかければ必ず一人や二人友達ができるはず!」

と、何度自分に言い聞かせたことか!笑
今では笑えてしまうことも、当時は子どものために、母親同士の付き合いは必須だし、でもコミュニケーションができないし。とやきもきしてはジタバタの日々でした。
今、沢山のママ達が手話を覚えてくれて色んな話ができること、本当に嬉しく思います。
口コミでマンション外にも広がり、外から通う人もふえてきました。


「いつもやっている井戸端会議を手話でできるようにしようよ!」

という友達の一言で、始まった井戸端手話の会。
自分の話したいことを手話でできるようにする、これを目的として
地域の情報交換や、家事育児の悩み相談、夫のグチまで
リアルな生活を、手話で伝え合い、勉強をする時間を作っています。

子どもを対象とした「井戸端キッズ」を開いたり、
ブログを開いたりと、ママ達のコミュニケーション力の高さと
バイタリティにいつもエネルギーをもらっています。

「聞こえないこと」を理解してもらい、互いに
「コミュニケーション」ができるようになるまでって、ものすごく
時間も根気もいるのです。
肩の力を抜いて楽しみながら続けてきてくれたメンバーには、感謝してもしきれないくらい。


11月5日、表彰式に参加し、井戸端手話の会のメンバーが壇上での手話通訳をつとめてくれました。
初めてとは思えないくらいの堂々とした通訳っぷりに、思わず感涙。
気分は我が子の晴れ舞台を見る母親のよう。笑


「継続から進化へ」
今後のテーマです。
お時間のあるときにでもブログも覗いてみてくださいね。
http://d.hatena.ne.jp/idobatashuwa/