2013年、明快闊達に!

karinmatasumori2013-01-06

あけましておめでとうございます
本年もどうぞよろしくお願いいたします


今年も群馬の実家に兄弟親戚集まって賑やかなお正月を過ごせたことにまず感謝。
弟が経営する居酒屋「舟宿」群馬本店の常連さんも出たり入ったりし、常に20人以上ひしめき合う実家。
息子のほか6人もいる甥っ子姪っ子も大きくなり、寝場所を確保するのも一苦労。
客間に布団を並べ、以前は子どもたちの隙間に入り込んで寝ていたが、身体が大きくなった子どもたちは、屋台で焼かれている焼き鳥のようにギュウギュウ。
仕方なしに子どもたちの足元から壁までの約30センチのスペースに身をひそめる。
ときどき男子の臭い足に蹴られつつ、寝場所確保。


今年は昨年のように、前後不覚正体不明とならぬよう、美味しく楽しく。
ぷりぷりの「磨き河豚」を父とともに刺身にする。
これがなかなか手ごわい。
普通の魚のようにスーッと包丁が入らないのだ。
ここは父に任せ、私は河豚の皮を切ることにする。
コリコリプルプルしているから、すーっと切れるかと思いきや、こちらもなかなか。
まるで歯が立たない。
いやはや、大好きな河豚も、大変な過程を通って目の前に並べられるのだと思うと、頭の下がる思いだ。
一枚一枚噛みしめているそばで、子どもたちはイカ刺しでも食べるようにすくっていく。
そのほか、新潟のカニやら鮭やら酒やら、我が家の正月にかける意気込みは凄い。
典型的な田舎の正月。(?)
家族が集まるのはお正月くらいなので、普段できない家族会議もした。
千葉に戻ってからは、松森の大集合。
こちらは、義母の70歳のお誕生日祝いで、まさかの長男三男の嫁ふたり途中爆睡事件以来だ。


家族親戚10人いれば10人分の人生がある。
20人いれば20人分の人生が。
血がつながっていたとしても、ひとりひとり人格も性格も違う集まりだから、当然気持ちのぶつかり合いやすれ違いもある。
でもきっとそれは、みんな「お互い様」なのだろう。
そうやって私たちは支え合い、笑いあっていく。
こんなふうに連綿とつづいていく家族の営みって面白いと思うし、みんなで笑って集まれることが幸せなんだと改めて思えるのがお正月の良さかもしれない。



今年も、明快闊達に。
そう、お相撲さんが呑むような大盃のように、大きく広く、より良い社会づくりに向けて邁進していく所存です。
みなさま、どうぞよろしくお願いいたします。




今年はあの大盃を入手したいともくろむ正月。
笹の葉を敷いて、呑んでみたい。