息子の自由研究。有毒の妻

夏休み最終日。
息子の自由研究がやっと終わったようです。


他の宿題は出されたその夜に済ませ
全て「夏休みの宿題は、夏休み前に終了!」状態でどや顔していたのに、
なぜこんなギリギリになるのか。


母は分かります。
私も今月も140枚もの原稿執筆でした。
締め切りは30日でした。
少しずつ、でもやっぱり最後に驚異の集中力を発揮して書き上げました。
いつものパターン。
息子も同じパターン。似てほしくなかったなこんなとこ。


出来上がったレポート拝見。



タイトル「毒をもつ生物・毒に対する適切な処置」
夏休み 理科自由研究



最初、このテーマの相談があったときはさすがにびびりました。
毒ですもの。


調査の動機と目的を聞くと、
夏になると海や山など自然の多くある場所に行くことが増える。
このような身近な場所に生息する有毒生物は、スズメバチ、ヘビ、魚、昆虫から
爬虫類に至るまで想像以上に多くいる。
それらについて調べ、毒の適切な処置について詳しく学び、今後の生活に活かすため。


だそうです。なるほど、生活の中での身近な毒かぁー。
そういえば、ハチに刺されたらおしっこをかけるとか、昔はいろんな迷信みたいな対処法があったっけ。
たしかに正しい対処法を学ぶことは重要です。
私がいつもいっている「生き抜く力」にも直結します。
そうやって始まった「毒調べ」。
一度テーマが決まると、時間も忘れて没頭するのがうちの息子。
まさに毒牙にかかってる状態。


出来上がったものを見てみて思いました。
「毒」という漢字をずっと読んでいると「妻」という漢字となんとなく似ているなと。
そうして「毒」を「妻」に置き換えて読み、一人で爆笑してしまう私。


<調査の目的>
有妻生物の情報や、妻の適切な処置について詳しく学び、これから生きていく中で妻に気をつけられるようにする。
<妻とは何か>
妻とは生命活動に芳しくない影響を与える物質の総称。
<感想>一部抜粋
妻とは今まで自分が考えていた以上に危険なものだと思った。



息子が真剣にまとめたレポートが、一文字違うだけで恐妻家のオジサンのレポートのようになりました。