利き酒機

karinmatasumori2009-04-25

自動販売機は世界でも誇る日本の産物だというが、新潟で、素晴らしい自動販売機を見つけた。

その名も

「利き酒機」

そのまんまのネーミングが分かりやすく、私はしばしその自動販売機の前から動けなくなってしまった。
春休みの新潟実家、両親とドライブがてらやってきたのは「せんべい王国」。
せんべいのテーマパークだとかで、「ばかうけ」をはじめとするせんべいづくし。
お土産コーナーに新潟の酒とともにあったこの自販機。

越後府
「米兆 米焼酎
「米兆 日本酒」
「玄米酒」
「雪国」

五種類の利き酒ができるのだ。
この利き酒機の脇に、利き酒用のお猪口が用意されている。
それを注ぎ口に置き、100円を入れる。
好きなお酒のボタンを押すと、チョロチョロチョロ…とお酒が注がれる仕組み。

一杯100円!!!
なんて魅力的なのでしょう。
興奮しながら「お父さん一緒に飲もうよ!」と声をかけた。

「車だから。」

そうだった(><)!
母は日本酒は飲まないので、仕方なく(?)私一人で酒浸り。昼間から。
100%玄米を使ったという玄米酒も美味しかった。

ものめずらしさに試してみたが、やっぱり酒は、人の手でちょろちょろとつぐのがよい。
それでもこの「利き酒機」に並々ならぬ魅力を感じてしまうのは私だけではないだろう。