2011-01-01から1年間の記事一覧

iPadで筆談

聞こえる人と聞こえない人が一堂に会した時は、手話だけでなく筆談が楽しい。 ホワイトボードを使ったり、磁気ボードを使ったり、カラーペンを用意してそれぞれが違った色で書き込んでも楽しい。 iPadも使う。 筆談用アプリはいろいろあるが、向かい合っても…

松森亭

5月9日読売新聞夕刊「仕事on×off」欄で、仕事と休日の様子が紹介されました。 http://www.yomiuri.co.jp/job/wlb/offon/20110509-OYT8T00853.htm?from=navlkネットでは見られないのですが、紙面では一週間の動きなども掲載されていました。 休日の過ごし方…

おあずけ状態の息子

「目と目を合わせると、そこからは感情がじかに伝わってくる」 『誰でも手話リンガル』の中でも書きましたが、聴覚障害者にとって目を目を合わせるのは大切なコミュニケーションのポイント。誰でも手話リンガル (学びやぶっく)作者: 松森果林出版社/メーカー…

これで誰でも東北を応援!

最近、テレビはもちろん電車の中のポスターなどでもよく見かけるこの広告。 自らも被災地に出向いて、ボランティア活動をされている方から教えていただきました。 「連休も終わり、ボランティア活動もこれからが正念場。 しかし、そういうことはできる人とで…

聴覚障害者と黙とう

黙とうとは、声に出さずに心の中で祈ること。 東日本大震災が起きてから、一ヶ月目、二か月目と、節目の同時刻に黙とうをささげる人々の姿が、ニュースでも映し出されている。 さて、この『黙とう』。 集団で行われることも多いのだが、私はちょっと苦手。 …

ただいま実験中!

最近料理をするたびに、カウンターにあるソレが気になります。 お酒が入っていたワンカップの空き瓶に、生卵(殻のまま)が一つ。 ひたひたに被るくらいの酢に漬けられているのです。 どうりで、いつの間にか酢が激減しているハズだ。 ワンカップのそばには…

手話コミュニケーション倶楽部

「美味しい食事とお酒を楽しみながら、手話を楽しむ!」 こんな贅沢な試みがあります。 その名も「手話コミュニケーション倶楽部」!手話通訳として長年お付き合いさせていただいている、ゆみりんが手話コーディネーターとして立ち上げた事業「YYPJ」の一環…

どんぐりの家

「どんぐりの家」をご存知ですか? ろう重複障害のある人たちのための作業所として、25年前に埼玉県に誕生しました。 ろう重複障害というのは、聴覚障害の他、視覚障害、内部障害、四肢障害、あるいは精神障害や知的障害、自閉症などそのほかの障害ももち…

お化け屋敷。見たい私と聞きたくない母と(一刻も)早く出たい姪と。

連休中、新潟に住む両親と双子の姪が泊まりに。 お台場に行きたいというので、ぞろぞろと向かい、姪1が気になったのが台場1丁目商店街の中の「台場怪奇学校」。 お化け屋敷です。 テレビでも、怖い怖いと噂になっておりました。 すっかり入る気満々の姪1(…

被災地の子どもに本を

連休中、ららぽーとで東日本大震災の被災地の子どもたちに、本と応援メッセージを送る 「子どもたちに本と希望を送ろう!」 〜友情のライブラリープロジェクト〜 が開催されている。 http://www.lalaport.jp/library/一人五冊まで受け付けてくれるとのこと。…

前向きなのか投げやりなのか

地震にも耐えたパソコンがいきなり故障しました。以前の私だったら、「ひぃ〜〜〜」とばかりにうろたえ、大変なパニックだったと思うのですが、今回の私は落ち着いています。「震災にくらべりゃ、パソコン故障なんてたいしたことないさ!」と。 急ぎの仕事も…

お一人様ですが何か?

4月15日、午前中の用事が思いのほか早く終わりどうしようかな…と思うときにはすでにディズニーランド行きのバス停にいた。 約一ヶ月ぶりの再開。 テレビのニュースでは前日から徹夜で並んでいた人もいたとか、開園前には一万人ものゲストが待っていたそうだ…

中村久子との再会

京都で宿泊したホテルのロビーに、市内観光マップやらイベント案内などのチラシが沢山並んでいた。 そんな中、ふと引き寄せられるように目に留まったのが「中村久子展」中村久子− それは私が高校生のとき、聴力を失い、生きる意味を見出せず、絶望の淵にいた…

京都大垣書店での手話リンガルイベント

4月3日、大垣書店イオンモールKYOTO店にて行われた「誰でも手話リンガル」イベントが、無事に終了しました。 準備に関わってくださった大垣書店の皆様、明治書院の皆様、本当にどうもありがとうございました。 おかげさまで、沢山の方にお越し頂き楽しく終え…

テレビの役目

東北関東大震災で、テレビを使ってメッセージを伝えるという手段が、とても役に立っているという。 音声で伝えるだけでなく、「○○一家は××避難所にいます」などと書かれたプラカードを映し出す映像は、聞こえない人にも有効だ。 知事選の政見放送が始まった…

手話リンガルイベントのお知らせ

久しぶりに明るいニュースを。4月に京都で、「誰でも手話リンガルイベント」が行われます!== 日時:2011年4月3日 午後3時〜4時ごろ 場所:大垣書店 イオンモールKYOTO店 (京都駅八条口より徒歩5分、新都ホテル隣) http://www.books-ogaki.co.jp/ 内…

比べられないもの

「被災地の方に比べれば…」 どのテレビを見ても、どのインタビューでも、誰と話をしても、自分自身ですらも二言目にはこの言葉が出てくる。 地震と余震の怖さも抜けきれぬとき、長年親しくしていた手話通訳さんの訃報が入った。 あまりにも衝撃的で、事実と…

停電が奪うもの

停電は聴覚障害者のコミュニケーション手段を奪う。 視覚情報がすべての聴覚障害者は、真っ暗な中では、手話も、読唇も、筆談もできないからだ。 若いときであれば、手探りまさぐりコミュニケーションもまた楽しかったが、今はそんな場合ではない。 被災地で…

揺れていないのに!

昨日は停電に備えてか、近くのスーパーへ行ったら身動きできないほどの混雑。 品物はあっというまになくなり、とりあえずは列の最後尾に並んだものの、一帯どこに続いているのか分からず。 レジまで並ぶこと一時間以上! 本日休園のディズニーランドより混ん…

地震、そのとき情報は。

自分や家族の安全が分かると、周囲を見渡せるようになってくる。 先月盛岡講演でお世話になった方は。 山形の知り合いは。 宮城の知人は。地震一日目の夜は、深夜にも関わらず友人達と安否の確認メールが飛び交っていた。二日目には、テレビの字幕は日テレか…

大地震!静かな大惨事。

用事から帰宅し、遅めのお昼を食べ終わったころ。 激しく突き上げるような縦揺れの直後、大きな横揺れが始まった。 最近何度か地震があったが、尋常ではない揺れだとケータイ握り締めてテーブルの下に潜り込んだ。 テーブルの足を掴んでも、一緒に移動してし…

たいくつ

こんなプリントが出てきた。 確か高校生の国語の授業で「徒然草」をやっていたときに配られたプリント。 「たいくつ」と描かれた硯の絵。 その下の奇妙なおじさん。 あんまりにも可笑しかったので、親友と二人笑い転げていたのを思い出し、一人笑っていたら…

5社でCM字幕!

3月5日、日テレの耳の日特番「今井絵里子のなんくるないさぁ」という番組、ご覧になりましたか? SPEEDの今井絵里子さんのお子さんは生まれたときから耳が聞こえません。 音楽を職業としている母親が、それを受け入れ様々な人とのかかわりを通して子育てを…

今日は日テレで字幕キャンペーン

今日は耳の日。 日本テレビでは「耳の日キャンペーン」として、下記の番組すべてに字幕をつけております!ズームイン!!SUPER スッキリ!! PON! NNNストレイトニュース キユーピー3分クッキング DON! 情報ライブ ミヤネ屋 イブニングプレスdonna ゴゴ…

山梨のユニバーサルデザイン

山梨県柳正堂書店での「手話リンガルイベント」、無事に終わりました! 準備をしてくださった柳正堂書店の皆様、オギノショッピングセンターの皆様、明治書院の皆様、本当にどうもありがとうございました。 そして会場に駆けつけてくださった皆様、一緒に盛…

使ってみたくて

とっても手話に興味を持ってくれている友人がいる。 でも、実際に会うのは2〜3ヶ月に一度くらい。 手話を覚えても、使う場所がないとなかなか覚えられないものだが、彼女は毎週のようにNHKの「みんなの手話」や「ワンポイント手話」の番組を見て、家族を…

日テレ耳の日特番でCM字幕!

3月3日耳の日にちなんで、日テレの活動がすごいことになってます! http://www.ntv.co.jp/miminohi/ 朝と夜のニュースにはなかなか字幕がつかないのですが あの、ズームインにも!スッキリ!にも、夜のニュースのゼロにも!!字幕がついちゃうなんて!! …

山梨県の柳正堂書店にて

大学時代の女友達四人集まると、なぜか行き先は山梨が多い。 今年は現地まで行く余裕がなかったので、気分だけでも…と、四人で山梨のワインを飲みました。 おいしかったのはコレ! グレイス甲州鳥居平畑2009 http://www.awa.or.jp/home/sakaya/jp/grace-b.ht…

土鍋生活

昨年の夏に炊飯器が壊れてから我が家ではずっと、土鍋です。 最近の炊飯器って、いろんな機能がありすぎて、どれがいいのやら選ぶのが難しい。そんなこんなで土鍋でゴハンを炊いているうちに、すっかり慣れてしまった。 早朝お弁当を作らねばならないときな…

渡邉会長との対談記事が掲載されます

「あたたかい社会、まちづくりへ」こんなテーマでワタミ会長の渡邉美樹氏と対談をさせていただいた記事が、明日11日発売の「週刊読書人」という新聞に掲載されます。 「地球上で一番たくさんのありがとうを集めるグループになろう」という経営理念をもたれて…